英語の文法はどうやって覚える?基本の勉強法をチェック

はじめに、これから英文法を学んでいきたいという人のために、基本の勉強法を解説します。

参考書の内容をインプット

まずは英文法のルールが体系的にまとまっている参考書を一冊選んで読んでいきます。

英語に全く自信がないという人は中学生レベルの参考書から復習すると良いでしょう。

イラストや図解を使った読みやすいものを選ぶと理解しやすいです。

ここで注意しておきたいのが、参考書は何冊も手を付けないことです。

文法の参考書はレベルごとに一冊あれば十分。

いろいろな参考書を読むよりも、一冊の参考書を繰り返し読み返す方が効果的に知識が身に付きます。

例えば参考書を3周する!と決めた場合は以下のようなペースで読み進めると良いでしょう。

1周目… 文法の知識をひとつひとつ丁寧に理解するため、解説をじっくりと読み込み英語の構造を十分に理解する。
2周目… 苦手なポイントを確認するつもりで少しスピードを上げて読む
3周目… 全体的に知識がしっかり身についているかの最終確認。さらっと読み返す。

問題集で理解度チェックとアウトプット

参考書を読むのと同時に進めていきたいのは、問題集の練習問題を解いていくことです。

参考書を一章読み終えるごとに、問題集でおさらいしましょう。

問題集を使う目的は主に2つあります。

1つ目は参考書の内容が頭に入っているかの理解度チェック、2つ目は学んだ知識をアウトプットして記憶を定着させることです。

間違えた問題にはチェックを入れておき、参考書と同様に何周もしましょう。

繰り返していくうちに正答数が増えていけば、知識がしっかりと身についている証拠です。

アウトプット重視の勉強法が効果的!

英文法の勉強の基本はインプットとアウトプットの繰り返しです。

英文法を学び始めたばかりの人は、参考書を読んで理解するまでのインプットの勉強に時間を掛けてしまいがち。

しかし、英文法の知識を身に着けるにはアウトプットが大事なのです。

ぜひアウトプット重視の勉強法で効果的に文法力を伸ばしていきましょう。

アウトプット重視の英語勉強法で文法力が伸びる理由

では、なぜアウトプット重視の英語勉強法が文法力を伸ばすのに効果的と言えるのでしょうか?

その理由には脳が情報を記憶する時の仕組みが深く関係しています。

ここから脳の仕組みとアウトプットの関係性について詳しく解説します。

学んだことを長期記憶に残せる

人間が記憶できる情報量には限界があります。

そのため私たちの脳内では、情報を「短期的に記憶しておくもの」と「長期的に記憶するもの」の2種類に分けて処理しているのです。

これが短期記憶と長期記憶です。

アウトプットの勉強法は、学んだ知識を長期記憶に残しやすくする効果があるのです。

脳はよく使う情報を「必要」と認識する

私たちの脳は日々必要な情報の入れ替え・整理を行っています。

この記憶の整理整頓・コントロールを行う脳内の器官が「海馬」です。

海馬は、脳内の記憶を整理する時に、よく使われる情報を「生きていくために必要な情報である」と認識し、長期記憶として残す特徴があります。

そのため、書く・話すといったアウトプットを行うことで、海馬が学んだことを必要な情報と判断し、長期記憶に残しやすくなるのです。

記憶は感情と結びつくことで定着しやすい

もう一つ、海馬が情報を長期記憶に仕分けする際の基準があります。

それは、情報と感情が結びついているかどうかです。

海馬は、人間の感情を司る器官である扁桃体からの信号が出た時にも、情報を「必要」と判断する性質があります。

例えば、強い恐怖感を感じる出来事や、反対にとても嬉しいことがあった場合、その時の記憶は鮮明に覚えていることが多いはずです。

感情と記憶の結びつきは、人間が過去の経験を活かしながら生きていくうえで必要な仕組みなのです。

この脳の仕組みをうまく利用することで、効率的に情報を記憶することが可能です。

しかし、英文法の勉強においては、インプットはどうしても参考書を読むという作業が中心になってしまうので感情が動きづらいです。

そのため、楽しみながらできるアウトプット勉強法が効果的と言えます。

英語を楽しみながら使うことで、文法知識を身に着けていきましょう。

文法力が伸びる!すぐに始めたい英語のアウトプット勉強法【4選】

なぜアウトプットの勉強法が効果的なのかはご理解頂けたでしょうか。

文法力を伸ばすためのアウトプットの勉強法はさまざまです。

基本の勉強法としてご紹介した問題集を解く勉強法の他にも、ぜひ脳の特徴を活かしたアウトプット勉強法にチャレンジしてみましょう。

ここからは効率的に文法力を伸ばせるアウトプット勉強法をいくつかご紹介します。

参考書の例文を書き写す・音読する

まず、一番簡単に始められるのは使っている参考書の例文を何度も書き写したり音読したりすることです。

例文を目で追って読むだけではなく、手を動かして書く、声に出して読むという作業を伴うことで、脳に必要な情報であると認識させやすくなります。

自分自身に説明してみよう

次におすすめなのが、参考書で学んだ知識を誰かに説明する気持ちで言葉にしてみることです。

参考書を読んで理解した気になっている知識も、実際に自分の言葉で説明しようとするとうまく言葉にできないことがあります。

その場合は、文法の構造をしっかりと理解できていない可能性が考えられます。

具体的にどのようにするか一つ例を挙げてみます。

例えば、下の2文はどちらも過去の動作を表す文章ですが、文法的な構造も表すニュアンスも異なります。

・I had a dinner with my family yesterday.
・I was having a dinner with my family at 7 pm last night.

この2文の違いを説明してみます。

・I had a dinner with my family yesterday.
和訳:「昨日、家族と晩ご飯を食べました。」
→過去形(主語+動詞の過去形)を使った文章。(文法構造の説明)
昨日、家族と晩ご飯を食べたという事実を伝えるもの。(過去形の使い方を説明)

・I was having a dinner with my family at 7 pm last night.
和訳:「昨晩7時は、家族と晩ご飯を食べている最中でした。」
→過去進行形(主語+be動詞+動詞の進行形)を使った文章 (文法構造の説明)
昨晩7時には家族と晩ご飯を食べていたという「ある時点では~している最中だった」ことを伝えるもの。(過去進行形の使い方を説明)

このように、例文から文法構造・意味を説明してみる方法があります。

また、「過去形と過去進行形の違いは?」のような質問に答えるつもりで、上の2文のような例文を作り、意味を説明する、という方法もあります。

英文日記にチャレンジしよう

基本的な文法知識が身についてきたと感じたら、英文日記をつけてみるのもおすすめです。

まずは1日に起こった出来事を3文の英語で書くことから始めてみると、長続きしやすいです。

慣れてきたら、少しずつ文量を増やしてみましょう。

日記はノートでも、Twitterやブログに書き込む方法でも良いでしょう。

インターネット上に書き込む方法は誰かに見てもらえるかもしれないという緊張感が加わるメリットがあります。

しかし、あまりプライベートな内容は書きづらいというデメリットもあるのでうまく使い分けてみてください。

英会話スクール・オンライン英会話で話す練習をしよう

最後におすすめするアウトプット勉強法は、英会話スクールやオンライン英会話で英語を話してみることです。

英会話はスピーキングやリスニングの力を伸ばすためのものというイメージがあるかもしれません。

しかし、英文法のアウトプットにも最適な方法なのです。

勉強した文法を使って会話をすれば、知識が身に付きやすくなります。

もし発言の中で文法におかしいところがあれば講師が指摘してくれるため、独学では気が付けないような苦手なポイントも発見しやすいでしょう。

また、実際に英語を使って会話ができると楽しい気持ちになるはずです。

英語を使う、そして「楽しい」というポジティブな感情と結びつけることで文法知識を自然に長期記憶に留めることができます。

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